スタンプ細胞・Ｔ細胞

2015年の第30回国民文化祭は鹿児島県で開催され、初めて離島もイベントの舞台となりました。

瀬戸内町には仮面をつける伝統芸能として、国指定重要無形民俗文化財の「諸鈍シバヤ」と県指定無形民俗文化財の「油井の豊年踊り」があります。

そこで、町では「仮面の世界in奄美」と銘打って、北は秋田のなまはげから、南は沖縄県石垣島のアンガマまでが一堂に会して、それぞれの仮面文化を紹介するパフォーマンスが行われました。

その際に町から、瀬戸内町産の真珠貝マベの貝がらを使って記念品を作りたいとの相談を受けてキーホルダーを制作しました。

イベントの特性から、貝がらで”仮面”をデザインしたら面白いだろうなと考えました。

しかし、それぞれに敬意を表するためにも特定の仮面を採用するわけにはいきませんので、「仮面の世界in奄美」というイベント名そのものを顔に見立ててデザインすることにしました。

半月ほど試行錯誤してなんとか”顔”をつくることができました。

そのキーホルダーは、出演者や関係者に記念品として贈られて好評を得たと聞いています。

一日限りの限定品とはいえ、苦労してデザインしたものなので少し余分に制作して当日会場で販売しました。

それからもう4年半経ちましたが、今でもキーホルダーのデザインの中での自信作になっています。

実は、コロナ巣ごもり状況の中で工房の片付けをしていたら紙袋の中からそのキーホルダーを発見したのです。

全部で12個残っていました。

1個は制作記念にとっておき、残りの11個を何らかの形で販売できればと思いパッケージし直しました。

イベント終了後しばらくして（関係者？から）キーホルダーを売ってほしいとの問合せがあったのですが、もう無いと思って断っていました。

さすがに今欲しいと思う人がいるかは分かりませんが、このまままた埋もれさせるよりは日の目を見せたいと思い販売することにします。

そのうちに。

現在、コロナ禍の影響で製品を置いている店舗が休んだり、観光客を避けるために食品以外の販売を控えていたりしているので、自分で売る工夫をする必要があると感じています。

4月の緊急事態宣言に伴い観光客や団体客の来島が制限されてからTシャツの売上げはほぼゼロに近い状態です。

結局お土産品ですから…こうした状況になって初めて、店舗を介して観光客に依存している販売形態の脆さに気づかされました。

島のみんなが工夫して生き残りを図っているのを見倣って、僕も変化を柔軟に受け入れて頑張っていこうと思います。

これまで自分なりに頑張ってきた証としてのデザインや製品が少し背中を押してくれる気がします…なんてね。

とりあえず、給付金早く来て！（笑）










  

奄美の海にもアマビエ様が現れたという発想で「奄ビエ」というキャラクターを創りました。

最初はTシャツ「奄ビエ」で、次にブログ「きょうの奄ビエ」で、そして今日、LINEスタンプ「奄ビエさん」が誕生しました。

元々計画性がなく思いつきで進めてきたので、同じ「奄ビエ」でもすべてが同じキャラクターにはなっていません。

毎日更新しているブログの奄ビエの容姿がだんだん定着してきたので、そこで一気にスタンプを制作しました。

奄美の水が合うらしくすくすく育って丸くなったアマビエの「奄ビエさん」です。

コロナに負けずにがんばりましょうというメッセージをこめて。












  

新しいTシャツができました。
今夏、成立が期待されている世界自然遺産登録を意識してのデザインです。
元々はシロチョウガイという真珠貝の貝殻で作った15種類のキーホルダーの図柄を市松模様に並べたものです。
とりあえず、昨日マングローブ館の売店に少しだけ置いてきました。
思っていたより楽しいデザインに仕上がったので、こうしたパターンも少し増やしていこうかと思っています。
でも、Tシャツの種類が増えすぎて販売する側は困惑しているかも。


  

島娘が「はげ〜」の感嘆詞でさまざまな感情表現をしているTシャツを販売していますが、内地の人にはイマイチわかりづらいかなと思い、そのデザインを用いて「「はげ〜」の取り扱い方」という説明書きを作成しました。
近いうちに「はげはげエモーション」を置いているお店に設置しておくことにします。
紙の表と裏にプリントしただけのシンプルなものですが、これによって、不幸な誤解、不要な諍いの解消に少しでも役立つのではないかと期待しております。
トートガナシ。





  

新元号記念Tシャツ「令和」を昨日マングローブ館とビッグツーへ追加納品してきました。
早々に売り切れになったのは嬉しい誤算でしたが、そんなに売れるとは思わずに材料を仕入れていなかったのは迂闊でした。
Tシャツも消耗品もメーカーが休んでいるので、GW明けに注文して入荷できるのに３〜4日後、それからすぐに作ったとしても次に補充できるのは、最短で今月13日あたりです。
その間は何もできません。
（住用のマングローブ館、名瀬のハブセンター、龍郷のビッグツー、笠利のまえだ屋に分散して納品しています）
もし売り切れで買えなかった場合はごめんなさい。
今年の夏が終わるまではしつこく販売するつもりでいますので、また奄美に来島する機会があればよろしくお願いします。



令和元年初日にビッグツーに納品したときの写真です。  

新しいLINEスタンプができました。
今回は、島のよもぎ餅（ふてぃ餅、ふちもち、かしゃ餅・・・）を主役にしました。
僕がよく食べるのは地元産の「ふちもち」でしょうか。
スタンプ作成中にも買って食べました（笑）
本当おいしいです。

このふてもちは、「うがみんしょーら　→　うがみーん」とか、くだけた方言を話します。
「言葉は生きている」とよく言われますので、今も方言がメインで使われていたら若者を中心にそんな変化があったかもと想像しながら作ってみました。











https://store.line.me/stickershop/author/39397/ja  

NHKの大河ドラマ「西郷どん」で愛加那役の二階堂ふみさんが「はげ〜」と言っているのが可愛くて『はげ〜」Tシャツ第２弾を作ることにしました。
最初の『はげ〜」Tシャツは、メタボなクロウサギが激しく驚いているイラストでしたが、今回は島むすめが喜怒哀楽・・・etc　あらゆる感情を「はげ〜」の一言にこめているイラストにしました。
微妙なニュアンスに細分化すればもっとたくさんの感情を表現できます・・・というかすでに島んちゅはしています。
「はげ〜うとぅまらしゃ」「はげ〜かんしーん」「はげ〜ほうらしゃ」「はげ〜ばーど」「はげ〜ようよう」「はげ〜あらんだろな」「はげ〜きもちゃげさ」「はげ〜わーしゃ」「はげ〜こうてぃなさ」「はげ〜すだしゃ〜」「はげ〜ぬされてぃ」「はげ〜うがんどぅさー」「はげはげ〜」「はげ〜・・・」
「はげ〜」はとても汎用性が高く、最強奄美語、だと思います。




  

またまたLINEスタンプです。
これまで温めてきた卵から次々とひなが孵っていくような感じです。
いつも持ち歩いている小さなノートにアイデアを書きとめていてそれがもう何冊にもなりました。
つまり、卵はまだいっぱいあります。
中にはこれは孵らないなと思うものも多々ありますが。
思いつき（あえてアイデアと言いましたが）がカタチになっていく過程は楽しいものです。

今回は島口をしゃべる「奄美パンダ」のヒナをかえしました。
「バード」とか「ガンボ」とか「ワジワジ」とかキツめの言葉も似合うキャラにしました。
また、カラーも黒と白だけのシンプルな構成にしてみました。
昨夜リリース（販売開始）したばかりです。
よろしくお願いします。









https://store.line.me/stickershop/product/3814732/ja  

またフクロモモンガのLINEスタンプを作りました。
奄美にはなんの所縁もありません。
ただただ可愛くって描きたかったからです。
きっと売れないなって思いつつも（笑）



https://store.line.me/stickershop/product/3734085  

ひさしぶりにLINEスタンプを作成して、昨日（5月26日）に承認されたので早速販売を開始しました。
奄美大島で日常的に使われている感嘆詞「はげー」「あげー」「あぶじー」だけを連発するスタンプです。
一応喜怒哀楽のすべてを表現したつもりですが、どこでどう使うのか島出身者でない人には扱いにくいかもしれません。
こんなスタンプがあったら面白いなと書き留めていたアイデアがいっぱいになったのでこれからどんどんデビューさせていこうと思っています。




https://store.line.me/stickershop/author/39397/ja